たんぱく質は、人間の血液や筋肉の形成にかかせない栄養素です。
これを、肉類や魚、または乳製品、そして豆類などで取るのが一般的な食事ですが、マクロビオティックや自然食では動物性食品は、良くないとしているため豆製品を中心にして摂取するようになります。
私たち日本人は、もともと繊維を多く食べる、乳製品は食べない生活をしてきました。
そのため、繊維の消化をじっくりするため腸が長く、乳製品を消化する為の酵素はないのです。
お肉を食べる、繊維はあまり食べない欧米人は、腸が短く、お肉を消化するための体になっているのです。
つまり、私達、日本人の体に、お肉や乳製品を入れてしまうと、消化に無理がかかって、かえって健康を害してしまうと研究されています。
実際に、お肉を中心、繊維をあまりとらなくなった現代は、昔より大腸がんや、腸の病気が増えているという1点だけみても、食べ物が合っていないからという事が考えられるのです。
乳製品の代表的な牛乳は、たんぱく質の他、カルシウムも豊富で栄養満点、健康に良いとされてきました。
牛乳はもともと、牛の赤ちゃんが飲むためのミルクです。 牛の赤ちゃんは、歯が生えるまで飲み、歯が生えたら飲むのをやめます。
他の哺乳類も同じで、赤ちゃんの時は飲みますが、歯が生えたら飲まなくなります。
人間も赤ちゃんの飲む母乳は必要ですが、大人になったら飲まなくても良いではないでしょうか。 しかも、牛のミルクなのですから、育ち盛りのお子様ならともかく、大人は必要ないのではと考えられています。
牛乳を飲むとおなかがゴロゴロしたり、下痢になる人もいます。
それは、私達の体内には牛乳を消化するのに必要な消化酵素がないからです。
ヨーロッパの民族は、食文化により穀物のない分、乳製品で過ごすようになり、そのため大人になっても乳製品の消化に必要な消化酵素が分泌されるようになったのだそうです。 必要な場合は、ちゃんと進化するわけですね。
カルシウムの吸収という点でも、牛乳より、大豆や海藻、緑黄色野菜の方が、吸収するのには合っていると考えられます。
昔の人の方が、牛乳をたくさん飲んでいる今の子供たちより、骨が丈夫だったのです。
欧米の食事は、おいしくて栄養価も高いとされますが、私達日本人には、日本人にあった食事、いわゆる昔からある食べ物がもっとも健康的な食生活になるということも、献立や食品を選ぶ際におさえておきたいポイントです。
豆類は、たんぱく質、植物繊維、カルシウムと、私達の健康に欠かせない栄養がたっぷりです。 お肉よりずっと低カロリー。
豆ご飯や、煮物、サラダのトッピングにしたり、お豆腐料理など、マクロビオティックのレシピに豆製品はたくさん登場します。
お肉を、ついついたくさん食べてしまうような場合も、豆類を少し多めに撮るようにしていくと、体内がだんだん変化して、「たんぱく質は足りているからお肉は食べなくてもいいよ。」と、さほど量を食べなくても満足できるようになってくる事も期待できます。
